1月といえば？｜風物詩・行事・記念日・食べ物・言葉

1月 睦月（むつき） January

日本では旧暦1月を『睦月（むつき）』と呼び、現在では新暦1月の別名として用いています。

英語の月名 『January』 は、ローマ神話の出入り口とドアの神ヤヌス（Janus）に由来し、年の入り口にあたることから、ヤヌスの月となった。

1月は、31日あり、平年の場合、1月はその年の10月と同じ曜日で始まるのと同じである。

１月といえば – 1月の風物詩 –

行事・記念日

食べ物

１月の行事食

旬の食べ物

１月の旬【魚】

• 蜆 (しじみ)
• 鮟鱇 (あんこう)
• 金目鯛
• 眼抜 (めぬけ)
• 赤魚鯛 (あこうだい)
• 鮒 (ふな)
• ほうぼう
• 牡蠣
• 鰤 (ぶり)
• ずわい蟹

１月の旬【野菜】

• 薺(なずな)
• 芥子菜
• 白菜
• ほうれん草
• 大根
• 京菜
• 芹(せり)
• ブロッコリー

１月の旬【果物】

• 金柑
• 凸柑(ぽんかん)
• ネーブル

季節・自然の言葉

異名

誕生石・誕生花

1月の誕生花

時候の挨拶

季節の言葉・季語

1. 1. ごまめ
      【ごまめ】 カタクチイワシの乾製品。正月などの祝賀用。
   2. 垂り
      【しづり】 木の枝などから雪の落ちること。
   3. 凍る
      【しばれる】 (北海道・東北地方の方言)。厳しく冷えこむこと。
   4. 羽子板
      【はごいた】 羽子をつくのに用いる長方形で柄のある板。
   5. 雨氷
      【うひょう】 過冷却した雨が氷点下の地表について凍結したもの。
   6. 嫁が君
      【よめがきみ】 鼠の異称。正月三が日の忌詞。
   7. 歌会始
      【うたかいはじめ】 宮中における年始の歌会。新年儀式のひとつ。
   8. 歌留多
      【かるた】 正月の遊び。
   9. 賀状
      【がじょう】 祝賀の書状。祝いの手紙。年賀状。
   10. 寒の雨
       【かんのあめ】 寒中に降る冷たい雨。
   11. 寒の水
       【かんのみず】 寒中に汲んだ水。
   12. 寒の内
       【かんのうち】 二十四節気の一。寒期。小寒と大寒。立春前のおよそ三○日間。
   13. 寒の入り
       【かんのいり】 小寒の季節に入ること。また、その日。太陽暦では一月五日頃。
   14. 寒茜
       【かんあかね】 朝日や夕日を受けて茜色に映える雲。
   15. 寒気
       【かんき】 つめたい空気。さむさ。
   16. 寒禽
       【かんきん】 冬に見かける鳥。寒鳥。
   17. 寒稽古
       【かんげいこ】 寒中に寒さに耐えて武道または音曲の稽古をすること。
   18. 寒月
       【かんげつ】 冬の月。つめたくさえた月。
   19. 寒見舞
       【かんみまい】 寒中に親戚や知人の安否を見舞うこと。
   20. 寒鯉
       【かんごい】 寒中にとれた鯉。最も美味とされる。
   21. 寒晒し
       【かんざらし】 穀類などを寒中にさらすこと。
   22. 寒雀
       【かんすずめ】 寒中の雀。美味で薬になるという。
   23. 寒造り
       【かんずくり】 酒などを寒中につくること。
   24. 寒椿
       【かんつばき】 寒中に咲く椿。ツバキ科の常緑低木。
   25. 寒梅
       【かんばい】 寒中に咲く梅。
   26. 寒鮒
       【かんぶな】 寒中にとれる鮒。最も美味という。
   27. 寒餅
       【かんもち】 寒中についた餅。また、それを切餅として水に浸したまま貯えたもの。
   28. 寒雷
       【かんらい】 寒中に鳴る雷。
   29. 寒鴉
       【かんがらす】 冬の烏。
   30. 泣初
       【なきぞめ】 新年になって初めて泣くこと。
   31. 旧年
       【きゅうねん】 (新年にいう) 去年。昨年。
   32. 去年
       【こぞ】 去年。昨年。
   33. 去年今年
       【こぞことし】 新年を迎えて、年の移り変わりをあらためて実感していう語。行く年来る年。
   34. 鏡開き
       【かがみびらき】 正月一一日ごろ鏡餅を下げて雑煮・汁粉にして食べる行事。鏡割り。
   35. 鏡餅
       【かがみもち】 平たく円形の鏡のように作った餅。大小二個を重ね、正月に神仏に供え、または吉例の時などに用いる。
   36. 恵方詣
       【えほうまいり】 正月元日にその年の恵方に当る神社に参詣すること。
   37. 結昆布
       【むすびこぶ】 昆布を小さく結んだもの。福茶・雑煮などに入れる。
   38. 元日
       【がんじつ】 年の初めの日。正月の第一日。
   39. 厳寒
       【げんかん】 冬のきびしい寒さ。
   40. 御降
       【おさがり】 正月三箇日に降る雪または雨の忌詞。
   41. 御神渡
       【おみわたり】 湖などの水面が、結氷し、氷が割れ目に沿って盛り上る現象。
   42. 左義長
       【さぎちょう】 小正月の火祭りの行事。宮中では正月一五日および一八日に吉書を焼く儀式。
   43. 笹鳴
       【ささなき】 冬に、鶯の鳴声がまだ調わず舌鼓を打つように鳴くこと。また、その鳴く声。
   44. 雑煮
       【ぞうに】 餅を野菜・鳥肉・魚肉などとともに仕立てた味噌汁または清汁。新年の祝賀に食する。
   45. 三が日
       【さんがにち】 正月の元日・二日・三日の三日間の称。
   46. 三寒四温
       【さんかんしおん】 三日ほど寒い日が続いた後に四日ほどあたたかい日が続き、これを交互にくりかえす現象。
   47. 仕事始め
       【しごとはじめ】 新年になって始めて仕事をすること。
   48. 獅子舞
       【ししまい】 獅子頭をかぶって行う舞。五穀豊穣の祈祷や悪魔払いとして、新年の祝いに行われるようになった。
   49. 七草
       【ななくさ】 春の七種の菜。
   50. 七日正月
       【なぬかしょうがつ】 五節句のひとつ。正月七日の祝い。
   51. 若菜摘
       【わかなつみ】 野に出て若菜を摘むこと。正月七日の行事。
   52. 若水
       【わかみず】 元日の朝に初めて汲む水。一年の邪気を除くという。
   53. 初茜
       【はつあかね】 元日の朝の、茜色に染まった空。
   54. 初荷
       【はつに】 新年、問屋などの商初めに、馬・車などに商品を積み、美しく飾りたてて売先へ送り届けること。また、その荷。
   55. 初霞
       【はつがすみ】 新年になって野山にたなびく霞。にいがすみ。
   56. 初釜
       【はつがま】 正月最初に行う茶事。
   57. 初空
       【はつぞら】 初めてその季節らしくなった空。また、新春の空。
   58. 初稽古
       【はつげいこ】 初めて稽古すること。また、新年に初めて稽古すること。稽古始。
   59. 初詣
       【はつもうで】 新年にはじめて社寺へお参りすること。
   60. 初鶏
       【はつどり】 元旦の一番鶏。
   61. 初御空
       【はつみぞら】 元日の大空。
   62. 初市
       【はついち】 年が明けて、初めて開く市。一般に正月二日。
   63. 初春
       【はつはる】 春のはじめ。新春。新年。
   64. 初場所
       【はつばしょ】 大相撲の本場所の一。毎年一月の興行。
   65. 初昔
       【はつむかし】 元日になってから前年を指していう語。
   66. 初天神
       【はつてんじん】 正月二五日の、その年最初の天満宮の縁日。
   67. 初日の出
       【はつひので】 元旦の日の出。
   68. 初髪
       【はつがみ】 新年に女子が初めて髪を結いあげること。
   69. 初富士
       【はつふじ】 元日に富士山を望み見ること。
   70. 初風
       【はつかぜ】 その季節の初めに吹く風。
   71. 初風呂
       【はつぶろ】 新年初めての入浴。正月二日の入湯。初風呂。
   72. 初便り
       【はつだより】 その年の初めてのたより。
   73. 初夢
       【はつゆめ】 元日の夜に見る夢。また、正月二日の夜に見る夢。
   74. 初明り
       【はつあかり】 元日のあけぼのの光。
   75. 初旅
       【はつたび】 その年初めての旅行。旅始。
   76. 初暦
       【はつごよみ】 新年に初めてこよみを用いること。また、そのこよみ。暦開き。
   77. 初鴉
       【はつがらす】 元日、特にその早朝に鳴く烏。めでたいものとされる。
   78. 書初め
       【かきぞめ】 新年に初めて文字を書くこと。正月二日に、吉方に向かってめでたい意味の詩歌などを書いた。
   79. 小寒
       【しょうかん】 二十四節気の一。太陽の黄経が二八五度の時で、一二月の節。太陽暦の一月六日頃に当る。
   80. 小正月
       【こしょうがつ】 旧暦の正月一五日、或いは正月一四日から一六日までの称。元日を大正月というのに対する。
   81. 松の内
       【まつのうち】 正月の松飾りのある間の称。昔は元日から一五日まで、現在は普通七日までをいう。
   82. 松過
       【まつすぎ】 正月、松飾りを取り除いたあと。
   83. 松納
       【まつおさめ】 正月の門松、年棚の松などを取り去ること。松払い。松引き。松送り。松納め。
   84. 笑初
       【わらいぞめ】 新年になって初めて笑うこと。
   85. 寝正月
       【ねしょうがつ】 元旦または新年の休みにどこにも行かず寝てすごすこと。また、病気で新年に寝ている場合も縁起をかついでいう。
   86. 新春
       【しんしゅん】 新年。
   87. 新年
       【しんねん】 あたらしい年。改まった年。年の始め。
   88. 新年会
       【しんねんかい】 旧制で、一月五日に天皇が豊明殿に出御し、皇族・大勲位・親任官・勅任官および外国使臣を召して宴を賜った儀式。一般に、新年祝賀に催す宴会。
   89. 人日
       【じんじつ】  五節句の一。陰暦正月七日の節句。
   90. 水餅
       【みずもち】 正月に若水を汲む時、水神に供える餅。
   91. 数の子
       【かずのこ】 ニシンのはらごを乾燥または塩漬にした食品。カズノコを子孫繁昌の意にとって、新年・婚礼等の祝儀に用いる。
   92. 成人の日
       【せいじんのひ】 国民の祝日のひとつ。成年に達した男女を祝う日。
   93. 正月
       【しょうがつ】 一年の一番目の月。
   94. 生剥
       【なまはげ】 秋田県男鹿半島地方などでの、正月一五日夜の行事。大きな鬼面をかぶり、蓑を着、木製の刃物・幣束・桶・箱などを携え、戸毎に訪れて酒食の饗応を受け、祝言を述べる行事。
   95. 雪起し
       【ゆきおこし】 雪の降ろうとする時に鳴る雷または地鳴。
   96. 雪見
       【ゆきみ】 雪景色を眺め賞すること。
   97. 雪女
       【ゆきおんな】 雪国地方の伝説で、大雪の夜などに出るという雪の精。白い衣を着た女の姿で現れるという。雪女郎。雪娘。
   98. 雪女郎
       【ゆきじょろう】 雪女の異称。
   99. 雪晴
       【ゆきばれ】 雪がやんで空が晴れること。
   100. 雪達磨
        【ゆきだるま】 大小二つの雪の玉を重ね、目鼻をつけたもの。
   101. 雪投げ
        【ゆきなげ】 雪合戦。
   102. 掃初め
        【はきぞめ】 新年に、初めて掃除をすること。初掃除。
   103. 早梅
        【そうばい】 早咲きの梅。
   104. 草石蚕
        【ちょろぎ】 シソ科の多年草。赤く染めて正月の料理に用いる。
   105. 太箸
        【ふとばし】 新年の祝い事の雑煮を食うのに用いる太いはし。多く柳で作る。雑煮箸。祝い箸。
   106. 大寒
        【たいかん】 二十四節気のひとつ。太陽暦の１月２０日頃に当る。
   107. 大服
        【おおぶく】 元旦に、若水の湯に梅干、後に黒豆・山椒などを入れて飲む茶。その年の悪気を払うという。
   108. 探梅
        【たんばい】 早咲きの梅の花を探して見あるくこと。観梅。
   109. 注連飾り
        【しめかざり】 正月などに、門や神棚にしめなわを張って飾ること。
   110. 鳥総松
        【とぶさまつ】 新年の門松を取ったあとの穴に、その松の梢を立てておくもの。
   111. 追儺
        【ついな】 宮中の年中行事の一。大晦日の夜、悪鬼を払い疫病を除く儀式。舎人の鬼に扮装した者を、内裏の四門をめぐって追いまわす。
   112. 屠蘇
        【とそ】 屠蘇散を入れた酒・みりん。正月の祝儀として飲む。
   113. 冬牡丹
        【ふゆぼたん】 冬に花を開く牡丹。寒牡丹。
   114. 冬菜
        【ふゆな】 冬に摘む菜。
   115. 冬天
        【とうてん】 冬の天気。冬空。
   116. 凍て雲
        【いてぐも】 寒々と凍りついたような雲。
   117. 凍滝
        【いてだき】 凍った滝
   118. 凍鶴
        【いてずる】 寒中凍ったように動かない鶴。
   119. 読初
        【よみぞめ】 新年に初めて書物を読むこと。
   120. 年の餅
        【としのもち】 (九州地方で) 正月、家人一人一人に分配する小餅。
   121. 年賀
        【ねんが】 新年の祝い。年始の祝賀。
   122. 年玉
        【としだま】 (年賜の意) 新年の祝儀として贈る物。
   123. 年酒
        【ねんしゅ】 新年の酒。また、年始回りの客にすすめる酒。
   124. 年木
        【としぎ】 新春の用意に、年末に切り出しておくたきぎ。節木(ｾﾁｷﾞ)。
   125. 年立つ
        【としたつ】 年が改まる。新年となる。
   126. 破魔弓
        【はまゆみ】 魔障を払い除くという神事用の弓。
   127. 買初
        【かいぞめ】 正月に入って初めて物を買うこと。はつがい。
   128. 氷
        【こおり】 水が氷点下の温度で固体状態になったもの。ひ。
   129. 氷海
        【ひょうかい】 一面に結氷した海。
   130. 氷柱
        【つらら】 雨雪などの水が軒・岩角などに滴る時、こおって棒のように垂れさがったもの。
   131. 氷壁
        【ひょうへき】 氷が切り立って崖になっている所。また、氷におおわれた岩壁。
   132. 氷餅
        【こおりもち】 寒中にさらして凍らせた餅。多く、信州・東北地方で作る。
   133. 舞初
        【まいぞめ】 新年になって初めて舞を舞うこと。特に、仕舞を舞うこと。
   134. 福寿草
        【ふくじゅそう】 キンポウゲ科フクジュソウ属の多年草。元日草。
   135. 福沸
        【ふくわかし】 正月の七日・一五日などに年神に供えた餅を粥に入れて煮て食うこと。福入り雑煮。
   136. 宝船
        【たからぶね】 正月の初夢を見るために枕の下に敷いた縁起物。多くは、米俵・宝貨を積んだ帆掛船の絵に七福神を描き、「ながきよのとをのねぶりのみなめざめなみのりぶねのおとのよきかな」の回文歌などを書き添えた。
   137. 縫初
        【ぬいぞめ】 正月に、その年はじめての裁縫をすること。針起し。
   138. 蓬莱飾
        【ほうらいかざり】 新年の祝儀に三方の盤上に白米を盛り、上に熨斗鮑・伊勢海老・勝栗・昆布・野老・馬尾藻・串柿・裏白・譲葉・橙・橘などを飾ったもの。
   139. 繭玉
        【まゆだま】 小正月の飾り物。柳・榎・山桑・アカメガシワなどの枝に餅・団子などを沢山つけたもの。
   140. 餅花
        【もちばな】 餅を小さく丸め彩色して柳の枝などに沢山つけたもの。小正月に神棚に供える。
   141. 門松
        【かどまつ】 新年に、歳神を迎える依代として家々の門口に立てて飾る松。松飾り。飾り松。立て松。
   142. 葉牡丹
        【はぼたん】 アブラナ科の多年草で園芸上は一年草。正月の装飾として使う。
   143. 謡初
        【うたいぞめ】 正月に謡を初めてうたう儀式。特に、江戸幕府で毎年正月二日、のち三日に行う盛大な式を指すことが多い。

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