11月 霜月(しもつき) November
11月は30日間あり、秋と冬の境目とした季節です。
日本では、旧暦11月を『霜月(しもつき)』と呼び、現在では新暦11月の別名としても用いています。「霜月」は文字通り霜が降る月の意味です。
英語の月名 『November』 は、ラテン語で「第9の」という意味の「novem」に由来しています。実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算なので、3月から数えて9番目という意味になります。
11月といえば – 11月の風物詩 –
七五三 | 日向ぼっこ |
紅葉狩り | 冬支度 |
暖房器具の準備 | 紅葉 |
喪中・年賀欠礼状の準備 | 文化祭 |
インフルエンザの予防接種 | 酉の市 |
新そば | ボジョレーヌーボー |
酉の市 | 千歳飴 |
行事・記念日
1日 | 犬の日、紅茶の日、玄米茶の日、泡盛の日、すしの日、カーペットの日、灯台記念日、計量記念日、点字記念日、自衛隊記念日、古典の日、ソーセージの日 |
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2日 | 阪神タイガース記念日、タイツの日 |
3日 | 文化の日 文具の日、レコードの日、ハンカチーフの日、ゴジラの日、いいお産の日、いいレザーの日 |
4日 | ユネスコ憲章記念日、消費者センター開設記念日 |
5日 | 電報の日、雑誌広告の日 |
6日 | お見合い記念日、アパート記念日 |
7日 | 立冬(11/7ころ) 鍋の日、知恵の日、国有財産の日 |
8日 | レントゲンの日、刃物の日、ボイラーデー、世界都市計画の日、いい歯の日 |
9日 | 119番の日、換気の日、太陽暦採用記念日、歯ぐきの日 |
10日 | エレベーターの日、ハンドクリームの日、技能の日 |
11日 | 世界平和記念日、ジュエリーデー、サッカーの日、くつしたの日、電池の日、配線器具の日、煙突の日、下駄の日、おりがみの日、鮭の日、チーズの日、もやしの日、ピーナッツの日、きりたんぽの日、ポッキー&プリッツの日、介護の日、鏡の日、ネイルの日、独身の日 |
12日 | 皮膚の日 |
13日 | うるしの日、あいさつの日 |
14日 | パチンコの日、医師に感謝する日 |
15日 | 七五三 きものの日、かまぼこの日、こんぶの日、いい遺言の日 |
16日 | 幼稚園記念日 |
17日 | 将棋の日、蓮根の日、ドラフト記念日 |
18日 | SKBケースの日、土木の日、音楽著作権の日 |
19日 | 緑のおばさんの日、農協記念日 |
20日 | 毛皮の日、ホテルの日、ピザの日 |
21日 | インターネット記念日、フライドチキンの日、イーブイの日 |
22日 | THANKS PETS DAY (ペットたちに感謝する日)、いい夫婦の日、ボタンの日、回転寿司記念日、大工さんの日 |
23日 | 勤労感謝の日 Jリーグの日、ゲームの日、カキの日、外食の日、手袋の日、ワーク・ライフ・バランスの日 |
24日 | 進化の日、鰹節の日 |
25日 | OLの日、ハイビジョンの日 |
26日 | ペンの日 |
27日 | ノーベル賞制定記念日、いい鮒の日 |
28日 | 税関記念日、太平洋記念日 |
29日 | 議会開設記念日、いい服の日 |
30日 | カメラの日、鏡の日 |
食べ物
11月の行事食
七五三 | 15日 | 千歳飴 |
旬の食べ物
野菜 | 魚 | 果物 |
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えのき | いなだ・はまち | かき |
エリンギ | うなぎ | かりん |
かぶ | かます | キウイ |
かぼちゃ | きんき(きちじ) | みかん |
カリフラワー | こはだ(このしろ) | ゆず |
ぎんなん | さけ | りんご |
くわい | さば | |
ごぼう | さわら | |
さつまいも | ししゃも | |
さといも | たちうお | |
さんしょう | にしん | |
しいたけ | はたはた | |
じゃがいも | はも | |
しゅんぎく | ひらめ | |
だいこん | ふぐ | |
ちんげんさい | ぼら | |
ながいも(やまいも) | いくら | |
ながねぎ | いせえび | |
なめこ | タラバガニ | |
にんじん | けがに | |
のざわな | たらこ | |
はくさい | のり | |
ブロッコリー | ||
ほうれんそう | ||
マッシュルーム | ||
むかご | ||
ゆりね | ||
ルッコラ | ||
レタス | ||
れんこん |
11月の旬 魚
皮剥 (かわはぎ) | 皮が厚く硬い魚なので、皮を剥いでから調理する。焼いても煮てもいいが、冬に獲れた旬ものの肝は絶品。 |
きびなご | ウルメイワシの仲間で、体に青い筋の入った美しい小魚。秋から春先にかけてとれ、特に鹿児島の産物として有名。 |
すっぽん | スッポンは甲羅が柔らかく、皮や内臓も食べるので、ほとんど捨てるところがない。ビタミンB1、B2、カルシウム、鉄分を含む。生血は強精剤として好まれ、血行をよくして痔にも効果がある。旬は秋から春。 |
沙魚 (はぜ) | 天ぷらのたねとして人気の高いハゼの旬は、晩秋から初冬にかけてである。カルシウムを多く含み、佃煮や寒露煮にするとリンのカルシウムに対する比率がカルシウムを吸収しやすい割合となる。 |
するめ烏賊 | スルメイカは秋から冬にかけての産卵期が旬。 |
むつ | 食べ頃は冬で、1月~2月の脂ののった寒ムツは美味。身肉よりも卵巣(ムツコ)、雄の白子(シラコ)も旨い。 |
鯉 | 寒い時期、コイの身が締まっておいしくなる。 |
ほっけ | 旬は冬(12月)。冷水を好む魚で、主産地は北海道から三陸、対馬以北の日本海側。北海道の開き干しは絶品。 |
11月の旬 野菜
じゃがいも | 冬物は11月~翌年2月頃。新ジャガは5月~6月が旬。ジャガイモは栄養価の高いアルカリ性食品。 |
蕪 (かぶ) | 旬は晩秋から初冬にかけて。白カブも色カブも、寒さが厳しくなるにつれ色が鮮やかになり、甘みも増す。葉にはビタミンCやA、B1、B2、カロチンなどが含まれ、栄養価が高い。 |
銀杏 | 上級品が手に入るのはイチョウの木が黄金色に粧う10月~11月。タンパク、脂質、ミネラル、ビタミンAなど栄養が豊富である。 |
椎茸 | 9月~11月の秋と3月~5月の春が旬。血中コレステロールを低下させるビタミンB2、日光にあたるとビタミンDに変わるエルゴステリンを含み、動脈硬化、脳溢血、狭心症などの現代病の予防に効果がある。 |
ごぼう | 旬は11月~1月にかけて。ゴボウの旨みを味わうには、泥つきが一番。食物繊維を多く含み、成人病予防の強い味方。 |
セロリ | 旬は11月~5月頃。淡野菜ではあるが、気管支や肺の機能を高め、疲労回復を促す精力増強作用がある |
11月の旬 果物
すだち | 旬は8月~12月、ハウスものは3月~8月。スダチは刺身や焼き魚との相性がよい。 |
季節・自然の言葉
木枯らし1号 | 落葉 | 菊 |
小春日和 | 仲冬 | サルビア |
時雨 | 立冬 | ヨメナ |
初霜 | 小雪 | ヤツデ |
氷雨 | 初雪 | ツワブキ |
糸遊 | 小春日和 | テンジクボタン |
いわし雲立冬 | 時雨 | 山茶花(サザンカ) |
初冬 | 初吹出し木枯らし | シクラメン |
初時雨 | あられ | 柊(ヒイラギ) |
初霜 | 落葉 | もみじ |
茶の花 | 冬眠 | ポインセチア |
柊の花 | 野分け | 金木犀(キンモクセイ) |
山茶花 | ストーブ | 南天(ナンテン) |
冬紅葉 | こたつの | |
焚き火 | 漬物づくり | |
七五三 | インフルエンザの予防接種 | |
冬服の用意 |
初霜(はつしも) | 霜とは空気中の水蒸気が、氷点下に下がるときに地面に凍りついて白い氷の結晶になったものです。柱状の結晶が土を持ち上げた霜柱を踏み締めるとサクサクと音がします。 |
小雪(しょうせつ) | 11月の22日は二十四節気の一つの小雪に当たります。立冬の後の15日目で、「小」は寒さはまだ厳しくなく、わずかながら雪が降り始めるようになる頃です。 |
冬日和(ふゆびより) | 11月の小春日和の後にやってくる冬の晴れた日をこう呼んでいます。 |
帰り花 | 秋の小春日和の暖かさに誘われて、季節はずれの花を付けることです。別名「返り花」とか「狂い咲き」とも言われます。 |
立冬(りっとう) | 11月7日は二十四節気の一つ立冬に当たります。この日から暦の上では立春前日(節分の日)まで冬になります。 |
冬薔薇(ふゆそうび) | フユバラとも言います。寒牡丹、寒菊同様に冬に咲く品種ではなく、冬に入っても咲き残ったバラのことを言います。 |
晩秋(ばんしゅう) | 秋の終わりを実感できる季節を言います。朝晩だけではなく日中でも寒さを感じるほどで、木々の枯れ葉も散って落ち葉の時期になります。 |
小春日和(こはるびより) | 11月の初冬は寒くなり冷たい北風が吹きますが、大陸高気圧が移動して風も弱まり、穏やかでまるで春のように暖かい晴天の日が訪れます。この日を小春日和と言います |
異名
かぐらづき(神楽月) | しもみづき(霜見月) |
かみきづき(神帰月) | てんしょうげつ(天正月) |
けんしげつ(建子月) | ゆきまちづき(雪待月) |
こげつ(辜月) | ようふく(陽復) |
しもつき(霜月) | りゅうせんげつ(竜潜月) |
しもふりづき(霜降月) |
誕生石・誕生花
誕生石 | トパーズ |
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誕生花 | 椿、クリスマスローズ |
星座 | 蠍座・射手座 |
11月の誕生花
1日 | カリン | 豊かな美しさ |
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2日 | ルビナス・白 | 守ってあげたい |
3日 | ブリオニア | もう待てない |
4日 | コタニワタリ | あなたは私の喜び |
5日 | マツバギク | いつも温かい心 |
6日 | ヒヨドリバナ | ちょっと考えて |
7日 | フレンチ・マリーゴールド | 心を癒す |
8日 | センノウ | 機知に富む |
9日 | ヤブニンジン | 心から誓います |
10日 | ハイビスカス | 繊細な美しさ |
11日 | ニホンツバキ・白 | 申し分ない魅力 |
12日 | レモンの花 | あなただけ |
13日 | コウスイボク | 心が広い |
14日 | モミ | 時は親切な友達 |
15日 | オウゴンハギ | 望みどおりに |
16日 | クリスマスローズ | 噂話 |
17日 | フキ | 公平な裁き |
18日 | ヤマユリ | あなたは私をだませない |
19日 | オトギソウ | 迷信 |
20日 | エキウム | あなたをしんじたい |
21日 | ホタルブクロ | 心の安らぎ |
22日 | メギ | 激しい心 |
23日 | メシダ | みつめられているととまどう |
24日 | ヤブデマリ | もうちょっと待って |
25日 | ハゼノキ | 賢明 |
26日 | シンフィウム | アドバイス |
27日 | コショウボク | あいたさに耐えかねて |
28日 | エゾギク | あのひに帰りたい |
29日 | ノボロギク | 出会い |
30日 | 枯葉 | センチメンタル |
時候の挨拶
晩秋の候 | 向寒の候 | 初霜の候 |
落葉舞う頃 |
日増しに寒さ加わり |
紅葉鮮やかな季節 |
朝夕寒冷を覚える今日この頃 |
肌寒く、人恋しい今日この頃ですが |
晩秋とは覚えぬ小春日和 |
秋も深まり朝夕はめっきり冷え込むようになりました |
冬が駆け足で近づいてまいりました |
落ち葉散る頃となりました |
落葉の候、朝夕の風が身にしみます |
降り続く秋雨の侘しさ |
季節の言葉・季語
言葉・季語 | 読み方 | 意味 |
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朝時雨 | あさしぐれ | 秋の末から冬の初め頃に、降ったりやんだりする雨。季・冬。 |
熱燗 | あつかん | 酒の燗があついこと。また、その酒。 |
一の酉 | いちのとり | 11月の最初の酉の日。また、この日行われる酉の市。初酉。 |
恵比寿講 | えびすこう | 商家で商売繁昌を祝福して恵比須を祭ること。 |
御講凪 | おこうなぎ | 浄土真宗で、開祖親鸞の忌日に行う仏事。 |
落葉焚火 | おちばたきび | 落葉を集めて燃やすこと。 |
帰り花 | かえりばな | 返り咲きの花。狂い花。忘れ花。 |
渇水期 | かっすいき | 水の涸れる時期。日本では冬季。 |
神在月 | かみありづき | 出雲国で旧暦10月の異称。日本国中の神々が、この月出雲大社に参集するとの俗信に基づく。 |
神の旅 | かみのたび | 旧暦10月、神々が出雲大社に集まるために旅立つということ。 |
神迎へ | かみむかえ | 旧暦10月晦日に、出雲大社に集まった神々が帰るのを迎える神事。 |
神渡し | かみわたし | 旧暦10月に吹く西風。 |
枯菊 | かれぎく | 冬枯れした菊。 |
枯野 | かれの | 草木の枯れ果てた野。枯野原。 |
北時雨 | きたしぐれ | 北の方角から降って来る時雨。 |
狐火 | きつねび | 暗夜、山野に見える怪火。鬼火・燐火などの類。狐の提灯。 |
口切 | くちきり | 陰暦10月の初め頃に、新茶の茶壺の口を切ること。また、その新茶でする茶会。 |
暮早し | くれはやし | 日の暮れるのが早い。冬の短日にいう。 |
小春空 | こはるぞら | 小春の頃のうららかな空。 |
小春凪 | こはるなぎ | 小春の頃の海のなぎ。 |
朔風 | さくふう | 北風。 |
小夜時雨 | さよしぐれ | 夜降るしぐれ。 |
三の酉 | さんのとり | 11月に酉の日が三度ある時、その最後の酉の日。三の酉まである年は火災が多いという。 |
時雨 | しぐれ | 秋の末から冬の初め頃に、降ったりやんだりする雨。 |
七五三 | しちごさん | 男子は三歳と五歳、女子は三歳と七歳とに当る年の11月15日に氏神に参詣する行事。七五三の祝い。 |
霜枯 | しもがれ | 霜にあって、草木などの枯れしぼむこと。 |
霜夜 | しもよ | 霜の置く寒い夜。 |
千歳飴 | ちとせあめ | 紅白に染め分けた細長い棒飴を、松竹梅・鶴亀などを彩色印刷した長い化粧袋に入れたもの。生児のお宮参りや七五三の祝いに縁起ものとして買われる。 |
茶の花 | ちゃのはな | 冬、茶の木に咲く白い花。 |
十日夜 | とおかんや | 陰暦10月10日の夜。東日本で、この日、刈入れが終って田の神が山へ帰るとして祭る。西日本の亥子とともに重要な農村行事。 |
酉の市 | とりのいち | 11月の酉の日に鷲神社(大鳥神社)で行われる祭。初酉の日を一の酉といい、順次に二の酉・三の酉と呼ぶ。特に東京下谷の鷲神社の祭は名高く、縁起物の熊手などを売る露店で浅草辺までにぎわう。 |
二の酉 | にのとり | 11月第二の酉の日に行われる酉の市。 |
初霰 | はつあられ | その冬初めて降る霰。 |
初時雨 | はつしぐれ | その年に初めて降るしぐれ。 |
初霜 | はつしも | その冬になって初めておく霜。 |
初霜月 | はつしもづき | 陰暦10月の異称。 |
初雪 | はつゆき | その冬初めて降る雪。 |
火鉢 | ひばち | 灰を入れ、中に炭火などをいけて、手を暖め、湯茶などを沸かすのに用いる具。 |
日短 | ひみじか | 冬の昼間の短いこと。 |
冬霞 | ふゆがすみ | 冬に立つ霞。 |
冬構 | ふゆがまえ | 冬ごもりの用意。冬の防寒の用意。 |
冬晴れ | ふゆばれ | 冬の穏やかに晴れた日。 |
冬日 | ふゆび | 冬の日差し。 |
冬日和 | ふゆびより | 冬の天気のよい日。 |
湯婆 | ゆたんぽ | 湯を入れ、寝床などに入れて、身を温めるのに用いる道具。 |
立冬 | りっとう | 二十四節気の一。太陽の黄経が二二五度の時。冬の始め、太陽暦の11月8日頃。 |
炉開 | ろびらき | 冬になって炉を使いはじめること。 |
11月 今日は何の日?カレンダー
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