2月 如月(きさらぎ) February
2月は、通常は28日、閏年では29日となります。
日本では旧暦2月を『如月(きさらぎ)』と呼び、現在では新暦2月の別名として用いられています。
英語の月名 『February』 はローマ神話のフェブルウス (Februus) をまつる祭りが由来と言われています。
2月といえば – 2月の風物詩 –
豆まき | 節分 |
確定申告 | 梅見 |
恵方巻き | 入試 |
バレンタイン | 立春 |
行事・記念日
1日 | 職場における健康診断推進運動(~29日) 省エネルギー月間(~29日) ニオイの日 テレビ放送記念日 |
2日 | 夫婦の日 頭痛の日 |
3日 | 節分 豆まき のり巻きの日 |
4日 | 世界対がんデー 立春(4日ごろ) |
5日 | プロ野球の日 |
6日 | 初午 海苔の日 抹茶の日 |
7日 | 鮒の日 北方領土の日 |
8日 | 御事始め(おことはじめ) 針供養 |
9日 | 服の日 福の日 ふく(河豚)の日 肉の日 漫画の日 風の日 |
10日 | ふきのとうの日 左利きの日 観劇の日 ニットの日 ふとんの日 |
11日 | 建国記念日 文化勲章制定記念日 |
12日 | ブラジャーの日 ペニシリンの日 |
13日 | 苗字制定記念日 |
14日 | バレンタインデー チョコレートの日 ネクタイの日 煮干の日 |
15日 | 春一番名附けの日 コマーシャルフォトの日 文化勲章制定記念日 |
16日 | 天気図記念 全国狩猟禁止の日 所得税の確定申告(~3月15日) |
17日 | 二の午 天使のささやきの日 |
18日 | 禁煙運動の日 エアメールの日 |
19日 | プロレスの日 |
20日 | アレルギーの日 旅券の日 歌舞伎の日 |
21日 | 日刊新聞発刊の日 |
22日 | 世界友情の日 猫の日 |
23日 | 富士山の日 税理士記念日 風呂敷の日 天皇誕生日(※2020年から) |
24日 | クロスカントリーの日 |
25日 | 夕刊紙の日 |
26日 | 血液銀行開業記念日 |
27日 | 冬の恋人の日 |
28日 | バカヤローの日 ビスケットの日 |
29日 | 閏(うるう)日 にんにくの日 |
食べ物
2月の行事食
初午 | 2日 | いなり寿司 | |
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節分 | 3日 | 福豆 恵方巻き |
旬の食べ物
野菜 | 魚 | 果物 |
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カリフラワー | 帆立貝 | りんご |
キャベツ | 鱈(たら) | 八朔 |
ごぼう | ふぐ | 伊予柑 |
セロリ | 鮪(まぐろ) | みかん |
チンゲンサイ | キンキ | 金柑 |
ふきのとう | 鮟鱇(あんこう) | |
ほうれん草 | 白魚(しらうお) | |
れんこん | 蛤鰤(ぶり) | |
京菜 | 金糸魚(いとより) | |
菜の花 | 公魚(わかさぎ) | |
あさつき | 笠子(かさご) | |
三つ葉 | ||
春菊 | ||
小松菜 | ||
水菜(みずな) | ||
独活 (うど) | ||
白菜 | ||
かぶ | ||
ニラ |
2月の旬【魚】
鱈(たら) | 12月~1月に旬を迎え、冬の味覚の筆頭にあげられる。タンパク質、脂肪分が 少なく、淡白な白身である。 |
笠子(かさご) | 冬が食べ頃。白身の魚で大変おいしいが、刺(とげ)が多い。吸い物や味噌汁、煮付けにしてもおいしい。 |
金糸魚(いとより) | 脂ののった白身で、骨が堅く、身が柔らかい。 |
鮪(まぐろ) | 黒マグロの旬は脂ののる冬。旬の頃の大トロの脂肪含有量は40%にも達する。 |
白魚(しらうお) | 淡白な味でほのかな甘みがあり、春の魚として好まれている。生で食べたり、天ぷらやフライ、卵とじ、吸い物やすし種としても使われる。 |
公魚(わかさぎ) | 旬は冬。1月~3月頃がワカサギ釣りの最盛期。 |
2月の旬【野菜】
ふきのとう | フキの花蕾がふきのとう。旬は冬。ほろ苦い風味を楽しむ。 |
チンゲンサイ | 中国野菜で、冬場の貴重な青物として、お浸し、汁もの、中国料理に利用されている。ビタミンA、カルシウムやカリウムを多く含んでいる。 |
小松菜 | 寒さが厳しくなる頃が旬の青菜。ビタミンA、B2、Cを多く含み、カルシウム、鉄分も含んでいる栄養価の高い野菜。 |
菜の花 | 春を告げる緑黄色野菜。花蕾型のものはビタミンA、C、カロチンが多く、カリウム、カルシウムを含む。 |
独活 (うど) | 寒ウドは早生で11月~2月が旬、春ウドは4月~6月が旬。春の山菜らしい味わい。 |
2月の旬【果物】
八朔 | 2月~4月が一番の食べ頃となる。歯ごたえがあり、食味のよい。 |
りんご | フジなどの品種が店頭に並ぶ。貯蔵性が高い。 |
季節・自然の言葉
クロッカス | 雪解 | 南天(ナンテン) |
シクラメンふきのとう | 雪割草 | 節分草 |
ダイヤモンドダスト | 雪間 | 金魚草 |
寒明 | 早春 | マーガレット |
寒明の雨 | 霜夜 | 猫柳(ネコヤナギ) |
冴返る | 遅春 | 節分(せつぶん) |
三寒四温 | 東風 | 立春(りっしゅん) |
山茶花(サザンカ) | 二月尽 | 凍解(いてどけ) |
残雪 | 梅(ウメ) | 余寒(よかん) |
春めく | 薄氷(うすらひ) | 雨水(うすい) |
春一番 | 氷霧 | 春一番(はるいちばん) |
春寒 | 余寒 | 下萌(したもえ) |
春浅し | 霰(あられ) | 駒返る草(こまがえるくさ) |
雪しろ | 椿(ツバキ) | 雪間草(ゆきまぐさ) |
侘助(ワビスケ) | 福寿草(フクジュソウ) |
節分(せつぶん) | 2月3日は節分。季節の変わり目には、病気になりやすく病魔や悪鬼が横行すると思われて来ました。それを追い払う行事として行われるようになりました。 |
雨水(うすい) | 二十四節気の一つで、立春の後の15日目の19日が雨水に当たります。雪が雨に変わり、雪や氷が溶けて水となるころなので、こう呼ばれました。 |
凍解(いてどけ) | 冬に凍てついたものが一斉に解け始めることをいいます。 |
下萌(したもえ) | 春になって草の芽が地上にのびて出てくることを言います。 |
雪間草(ゆきまぐさ) | 春になり気温が暖かくなり、まわりの雪がとけ始め、その間から萌え出た草々をいう。 |
余寒(よかん) | 立春後の寒さのことを言います。 |
駒返る草(こまがえるくさ) | 冬の間は一面が枯れているように見えた草が、春になり、急にいきいきと蘇ることをいう。 |
立春(りっしゅん) | 節分の次の日の2月4日は、二十四節気のひとつの立春に当たります。 |
春一番(はるいちばん) | 春になって初めて吹く強い南風のことで、春の嵐でもあります。 |
2月の異名
いんしゅん(殷春) | はつはなつき(初花月) |
うめみづき(梅見月) | ゆききえつき(雪消月) |
きさらぎ(如月・衣更月) | ゆきげしづき(雪消月) |
けんうづき(建卯月) | れいげつ(麗月・令月) |
ちゅうしゅん(仲春) | をぐさおひつき(小草生月) |
なかのはる(仲の春・中の春) |
誕生石・誕生花
誕生石 | アメジスト(紫水晶) |
---|---|
誕生花 | マーガレット、梅、フリージア |
星座 | 水瓶座・魚座 |
2月の誕生花
1日 | プリムローズ | 青春へのあこがれ |
2日 | クサボケ | あなたに一目惚れ |
3日 | タネツケバケ | あなたについてゆく |
4日 | サクラソウ | 赤運命をひらく鍵 |
5日 | シダ類 | かわいらしさ |
6日 | バンダイソウ | リズミカル |
7日 | ワスレナグサ | あなただけを想う |
8日 | ユキノシタ | いくつしむ |
9日 | ミルリス | 清らかな愛 |
10日 | ジンチョウゲ | 歓喜を求める |
11日 | ヤマハッカ | 同じ気持で |
12日 | キツネノマゴ | 女性美の極致 |
13日 | クサヨシ | 決して負けません |
14日 | カミツレ | 辛くても明るく |
15日 | レバノンスギ | あなたのために生きる |
16日 | ゲッケイジュ | 才をたたえる |
17日 | 牧草 | 要領よく |
18日 | エンコウソウ | 全てをこの手に |
19日 | カシの木 | 手厚いもてなし |
20日 | カルミア | 大望を抱く |
21日 | ネモフィラ | 成功まちがいない |
22日 | ビロードアオイ | 情深い |
23日 | アンズ | わけへだてなく |
24日 | ツルニチニチソウ | 若い日の友情 |
25日 | ジャコウバラ | 変化に富む美しさ |
26日 | アドニス | 忘れられない |
27日 | オオアマナ | 汚れなき心 |
28日 | 蘭 | みんなで楽しく |
29日 | アルメリア | 思いやり |
時候の挨拶
晩冬の候 | 向春の候 | 余寒の候 |
梅花匂う頃 |
春寒きびしき折柄 |
一年のうちで一番寒い季節ですが |
鷺の初音が聞こえる頃となりました |
寒風に身もすくむ今日この頃 |
春はもうそこまできています |
早いもので、もう立春の声をききますが |
なんとなく春めいて凌ぎよく |
梅のつぼみもふくらみかけてまいりました |
春一番が吹き、寒さもようやく和らいできました |
心なしか陽光にも春の気配が漂いはじめ |
季節の言葉・季語
言葉・季語 | 読み方 | 意味 |
---|---|---|
スノードロップ | すのーどろっぷ | ヒガンバナ科の観賞用植物。早春に開花。 |
バレンタインデー | ばれんたいんでー | 二月十四日。聖バレンタインの記念日。 |
ヒヤシンス | ひやしんす | ユリ科の秋植球根類。江戸末期に渡来し、ヒヤシントと呼ばれた。 |
ミモザ | みもざ | マメ科オジギソウ属植物。 |
一の午 | いちのうま | 二月の初の午の日。京都の伏見稲荷神社の神が降りた日がこの日であったといい、全国で稲荷社を祭る。 |
雨水 | うすい | 二十四節気の一。太陽暦の二月一九日頃に当る。 |
黄梅 | おうばい | モクセイ科オウバイ属の落葉小低木。迎春花。金梅。 |
牡丹の芽 | ぼたんのめ | まだ寒気の残る早春にふくらんでくるボタンの朱色の太い芽。 |
牡丹雪 | ぼたんゆき | 大きな雪片が牡丹の花びらのように降る雪。ぼたゆき。 |
下萌 | したもえ | 人目につかないさまに芽が生え出ること。また、その芽。 |
霞 | かすみ | 微細な水滴が空中に浮遊するため、空がぼんやりして遠方がはっきりと見えない現象。春のを霞、秋のを霧という。 |
芥子菜 | からしな | アブラナ科の一年または二年草。 |
寒明 | かんあけ | 寒があけて立春の日になること。 |
観梅 | かんばい | 梅花を観賞すること。梅見。 |
旧正月 | きゅうしょうがつ | 旧暦の正月。 |
魚氷に上る | うおひにのぼる | 七十二候の一。陰暦正月の第三候。 |
京菜 | きょうな | ミズナの別称。 |
芹 | せり | セリ科の多年草。若葉は香りがよく食用。春の七草の一。 |
建国記念日 | けんこくきねんび | 国民の祝日の一。二月一一日。 |
建国祭 | けんこくさい | 紀元節 四大節の一。一八七二年(明治五)、神武天皇即位の日を設定して祝日としたもので、二月十一日。 |
犬のふぐり | いぬのふぐり | ゴマノハグサ科の二年草。 |
公魚 | わかさぎ | キュウリウオ科の硬骨魚。結氷湖の穴釣で有名。陸封水域への移殖も可能。 |
紅梅 | こうばい | 紅色の花の梅。 |
菜種御供 | なたねごく | アブラナの種子。神仏に供える物。 |
冴返る | さえかえる | 光・音・色などが澄む。 |
三の午 | さんのうま | 【初午】二月の初の午の日。京都の伏見稲荷神社の神が降りた日がこの日であったといい、全国で稲荷社を祭る。 |
春きざす | はるきざす | 草木が芽を出すこと。 |
春の星 | はるのほし | 春の夜空の星。代表的な星座は、大熊座・獅子座・蟹座・海蛇座・乙女座・牛飼座など。春星。 |
春の霙 | はるのみぞれ | 雪がとけかけて雨まじりに降るもの。氷雨。 |
春の霰 | はるのあられ | 雪の結晶に過冷却状態の水滴が付着して凍り、白色不透明の氷の小塊になって地上に降るもの。雪あられ。氷あられ。 |
春めく | はるめく | 春の気候らしくなる。春らしい気配になる。 |
春袷 | はるあわせ | あ表裏を合わせて作った衣服。裏地つきの着物。近世には、陰暦四月一日から五月四日までと、九月一日から八日まで、着る習慣であった。 |
春寒 | しゅんかん | 春になっても残る寒さ。はるさむ。余寒。 |
春菊 | しゅんぎく | キク科の一年生または二年生作物。 |
春時雨 | はるしぐれ | 春の急にぱらぱらと降ってはやむにわか雨。 |
春吹雪 | はるふぶき | 降雪にはげしい風の伴ったもの。風雪。暴風雪。 |
春潮 | しゅんちょう | ゆったりと力強い春の潮。 |
春立つ | はるたつ | 春が始まる。立春の節になる。 |
初午 | はつうま | 二月の初の午の日。 |
初春 | しょしゅん | 春のはじめ。 |
針供養 | はりくよう | 二月八日または一二月八日に、婦人が裁縫を休むこと。 |
水の春 | みずのはる | 水がなまぬるく春らしくなること。 |
早春 | そうしゅん | 春のはじめ。初春。浅春。 |
草青む | くさあおむ | 春になって、草が青々と生え出る。 |
草萌 | くさもえ | 草の芽が萌え出すこと。また、その芽。 |
淡雪 | あわゆき | やわらかで消えやすい雪。 |
朝霞 | あさがすみ | 朝立つ霞。春秋ともにいったが、後には多く春にいう。 |
猫柳 | ねこやなぎ | 花穂の銀毛が猫を思わせるので、この名がある。 |
梅 | うめ | バラ科サクラ属の落葉高木。平安朝以降、特に香を賞でて詩歌に詠まれる。花の色は白・紅・薄紅、一重咲・八重咲など、多くの品種がある。 |
梅が香 | うめがか | 梅の花のかおり。 |
梅見 | うめみ | 梅の花を見て賞すること。観梅。 |
薄氷 | うすらひ | 薄く張った氷。 |
蕗の薹 | ふきのとう | 春の初めに蕗の根茎から生え出る花茎。 |
片栗の花 | かたくりのはな | ユリ科の多年草。早春に地下茎から二葉を出す。 |
睦月 | むつき | 陰暦正月の異称。 |
盆梅 | ぼんばい | 盆栽の梅。 |
野梅 | やばい | 野生の梅。野に咲く梅。 |
夕霞 | ゆうがすみ | 日暮方に立つ霞。晩霞。 |
余寒 | よかん | 立春後の寒気。寒があけてもまだ残る寒さ。残寒。 |
立春 | りっしゅん | 二十四節気の一。太陽の黄経が三一五度の時。春の始め、太陽暦の二月四日頃。 |
涅槃会 | ねはんえ | 釈尊入滅の陰暦二月一五日、釈尊の遺徳奉讃追慕のために修する法会。 |
2月 今日は何の日?カレンダー
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