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日本の縁起物一覧 200種類|行事・動物・正月・食べ物・飾りなど

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日本の縁起物一覧 200種類|行事・動物・正月・食べ物・飾りなど 伝統
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日本の縁起物とは
日本には、家内安全や商売繁盛、招福祈願、五穀豊穣、大漁祈願、無病息災、長寿、夫婦円満、子孫繁栄、そして厄除けなど、さまざまな願いを託した縁起物があります。

その背景には、「ハレ」と呼ばれる特別な日が深く関わっています。
「ハレ」とは、儀礼や祭り、年中行事といった“非日常”を指す言葉で、「晴れの舞台」や「晴れ着」といった表現にもその名残が見られます。

縁起物は、社寺の参拝で授与されるものだけでなく、祭りの福男、なまはげ、力士など、神の依り代とされる存在も含まれ、古くから人々の暮らしに寄り添ってきました。

この記事では、そんな日本の縁起物を穏やかな視点で取り上げ、その魅力と意味を紹介していきます。

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日本の縁起物一覧

 

① 社寺・境内で授与・販売される縁起物

神社やお寺では、参拝した人が一年の平安を願えるように、さまざまな縁起物が授与されています。 お守り・絵馬・破魔矢のように願いを託すものから、季節の市(酉の市・朝顔市など)で求められるものまで、「福を呼ぶ小さな象徴」がたくさんあります。

 

  1. 宝船 – 七福神を乗せた宝の船。新年に飾ると幸運が訪れるとされる。
  2. 破魔矢・破魔弓 – 「魔を打ち払う」縁起物。厄除け・家内安全を願って授与される。
  3. 絵馬 – 願い事を書いて奉納する木札。神仏に願いを届ける象徴。
  4. おみくじ – 年の運勢を占う紙札。結ぶことで縁を「結び固める」意味もある。
  5. お守り(守札) – 厄除・学業・縁結びなど、特定の願いを守護してくれる御札。
  6. 熊手(酉の市) – 「幸運をかき集める」象徴。商売繁盛を願う人に人気。
  7. 朝顔(朝顔市) – 牽牛・織姫の伝承と結びつき、良縁・再会・願い成就の象徴。
  8. ほおずき(ほおずき市) – 「鬼灯」と書き、先祖の霊を導く灯りとして供えられる。
  9. だるま – 目入れして願掛けをする開運の象徴。七転び八起きの精神。
  10. 七福神 – 福をもたらす七柱の神々を象った縁起物。福徳円満の象徴。
  11. 羽子板(羽子板市) – 女児の成長を願って贈られる魔除け。羽根突きは厄除けの遊び。
  12. 招き猫 – 右手は金運、左手は客を招くとされる幸運の象徴。
  13. お札(ふだ) – 神棚に祀り、家全体を守護してもらうための神の御札。
  14. 清めの水(手水舎) – 参拝前に身を清めるための水。心身の穢れを祓う象徴。
  15. 大香炉の線香の煙 – 身体の悪い部分に煙を当てると、癒しや祈願になるとされる。




② 祭礼・祭り・興行の縁起物

日本の祭りでは、ハレの日を寿ぎ、福を招き、厄を祓うためのさまざまな縁起物が使われます。 古くから言霊・語呂合わせ・長寿への祈りが込められ、地域の文化や信仰と深く結びついています。

 

  1. スルメ(寿留女) – 「寿を留める」という語呂合わせで祝い事に用いられる。
  2. 角樽(つのだる) – 結婚式などの祝い事に用いられる酒樽。家内繁栄を願う。
  3. 鰹節(勝男武士) – 勝負運や武運長久の象徴。武家の縁起物としても使用。
  4. 干しアワビ(長熨斗) – 長寿を意味する最高級の祝い物。熨斗の起源。
  5. 熨斗(のし) – 祝儀の象徴として贈答に添える細長い飾り。元は干しアワビ。
  6. 結納 – 両家の縁を結ぶ儀礼であり、繁栄と安泰を願う品々が用いられる。
  7. 紅白 – 吉事の色。赤は魔除け、白は清浄を表す組み合わせ。
  8. 昆布(子生婦) – 子宝・子孫繁栄の象徴。「よろこぶ」の語呂合わせも。
  9. 山車(だし) – 町の守護や豊作祈願の象徴として曳き回される。
  10. 指輪・目録 – 結納品の象徴で、地域によって内容が異なる(関西は指輪)。
  11. 酒樽(家内喜多留) – 家内に喜びが多く留まるようにと願った縁起ある酒樽。
  12. 祝儀・祝儀袋 – 喜びごとを形にして贈る風習。紅白水引は縁起の象徴。
  13. 神輿 – 神霊が宿る輿。担ぐことで地域の厄を払い、福を招く。
  14. 水引 – 人と人の縁を結ぶ飾り紐。結び方に意味がある。
  15. 古式折り紙(折紙) – 祝儀の飾りとして使われ、清めと結界の意味を持つ。
  16. 扇(末広) – 開くほど広がる形が「繁栄・未来の広がり」を象徴。
  17. 富士山 – 霊峰として崇拝され、登拝・模様などが縁起の象徴とされた。
  18. 福男・福娘 – 祭りで選ばれる「福を運ぶ役」。その姿自体が縁起物。
  19. 幣串(へいごし) – 上棟式で家を守るために立てられる神祭具。厄除けの象徴。
  20. 麻の糸/高砂人形 – 白髪に見立て、夫婦円満・長寿を祈る縁起物。
  21. 力士 – 神の依り代となる場面があり、勝者は福を呼ぶ象徴として扱われる。
参考・出典:
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
今日は何の日~毎日が記念日~ (https://www.nnh.to/)
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