◆ 漢詩や漢文の世界に響く雅な名前
- 雨音(あまね):静かに降る雨の音。優雅で繊細な印象。
- 凛(りん):寒さに耐えるような強さと清らかさ。
- 華音(かのん):華やかな響き。美しさと調和。
- 瑠璃(るり):深い青色の宝石。仏教的な浄土の色ともされる。
- 美琴(みこと):美しい琴の音。心に響く優雅な存在。
- 芳乃(よしの):吉野山などの自然美、芳しさの象徴。
- 麗子(れいこ):気品と美しさを備えた女性の名。
- 桂(かつら):月にある木ともされ、清らかさの象徴。
- 翠(すい):翡翠のような美しさ。自然の深みを感じさせる。
- 蘭(らん):蘭の花。気品と知性を持つ女性を表す。
◆ 神話や古代日本(古事記・日本書紀)由来の名前
- 木花(このは):木花咲耶姫(このはなさくやひめ)に由来。
- 咲耶(さくや):同上。桜のように美しく儚い。
- 斐乃(あやの):「斐(あや)」は模様、美しさを表す古語。
- 伊都(いと):古代の地名、また「いとおしい」の意味も。
- 淡海(おうみ):琵琶湖の古称「近江(淡海)」より。
- 須世理(すせり):須世理毘売命。賢く理知的な女神。
- 美夜(みや):夜の静けさと神秘を宿す名。
- 那良(なら):古都・奈良の風情。歴史と文化の象徴。
- 比売(ひめ):神名によく見られる「ひめ」。高貴で神聖な存在。
- 八千代(やちよ):長寿と永遠を願う古語。
◆ 自然や風景をイメージさせる名前(詩的でやさしい響き)
- 宵(よい):夕暮れの柔らかな時間帯。
- 真名(まな):本当の名、魂の名。神聖な響き。
- 涼香(すずか):涼やかな風に香る花のよう。
- 柚葉(ゆずは):柚子の葉。和の香りと素朴な美しさ。
- 萌葱(もえぎ):若草色の古名。春の芽吹きを表す。
- 鳴海(なるみ):波の音が響く海辺の情景。
- 風花(ふうか):風に舞う雪。冬の風物詩。
- 紗月(さつき):薄絹(紗)と皐月の組み合わせ。繊細な美。
- 月乃(つきの):月のようにやさしく照らす存在。
- 蒼(あおい):空や海の深い青。静けさと深さを象徴。
◆ 自然と風雅を感じさせる名前
- 朝凪(あさなぎ):朝の海の静けさ。穏やかで清らかな印象。
- 夕月(ゆうづき):夕暮れに浮かぶ月。幻想的で静謐(せいひつ)な美。
- 雪乃(ゆきの):雪に包まれた静寂と純白の美を象徴。
- 花音(かのん):花の咲く音のような、美しくやわらかな存在。
- 梨花(りか):梨の花。白く可憐で、静かな気品を感じさせる。
- 澪(みお):水路、流れ。道を導く優しさと柔らかさ。
- 空良(そら):空のように広く、のびやかな心をもつ名。
- 深雪(みゆき):積もった雪。清らかで深い美しさを表す。
- 葉月(はづき):旧暦8月の名。秋の始まりの風情。
- 光(ひかり):すべてを包み照らす存在。神聖で希望に満ちた名。
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