時代を超えて愛される、古典の響き──
男の子に贈る、品格と歴史を感じる名前を。
名前は、その人の人生を映し出す鏡。
赤ちゃんの名付けや創作キャラクターに、古典文学に根ざした深い意味と美しさを込めてみませんか？
本記事では、『源氏物語』や『万葉集』、『平家物語』や中国の古典に登場する言葉・人物から着想を得た、和風で雅やかな男性の名前160選をご紹介します。
現代の響きに合いながらも、歴史や文化が息づく名ばかりです。
和風で雅な男性の名前 一覧
『万葉集』『古今和歌集』『新古今和歌集』など和歌に由来
- 真澄（ますみ） – 澄み切った心。清らかさの象徴。
- 清雅（せいが） – 清らかで気品ある様子。
- 高成（たかなり） – 高く立派に成る。成功・出世を願う。
- 春信（はるのぶ） – 春の訪れを告げる風のような存在。
- 秋津（あきつ） – 「秋津島」＝日本の古名。国への愛。
- 朝臣（あそん） – 古代貴族の官位名から。
- 和歌（かずたか） – 和歌を愛する家に。
- 兼行（かねゆき） – 複数の役割を兼ねる才能。
- 冬馬（とうま） – 冬に生まれた馬のように強く。
- 成実（なるざね） – 実を成す人。
- 言成（ことなり） – 言葉が実を結ぶ。
- 常朝（つねとも） – 忠義に生きた『葉隠』の武士名から。
- 雅楽（うた） – 宮中の音楽芸術を表す名。
- 詠真（えいしん） – 真を詠む者。
- 忠清（ただきよ） – 忠義と清廉。
- 光信（みつのぶ） – 光を信じる、あるいは光を継ぐ。
- 広成（ひろなり） – 広く成功する。
- 和仁（かずひと） – 和やかな人。『源氏物語』の「若紫」和仁の君から。
- 朝光（あさみつ） – 朝日のように明るい。
- 歌麿（うたまろ） – 芸術と美への憧れ。
『源氏物語』『平家物語』『大鏡』『今昔物語』など物語文学由来
- 光源（こうげん） – 光源氏のように美しく才ある人。
- 匂宮（におうのみや） – 後期源氏の雅な貴公子。
- 夕霧（ゆうぎり） – 『源氏物語』の優しい息子。
- 義経（よしつね） – 英雄的な悲劇の武将。
- 敦盛（あつもり） – 若き美しき平家の武者。
- 弁慶（べんけい） – 忠義と力の象徴。
- 道長（みちなが） – 藤原氏の頂点に立った男。
- 貞信（さだのぶ） – 平安期の名臣・藤原忠平の通称。
- 常幸（つねゆき） – 常に幸をもたらす名。
- 経正（つねまさ） – 敵将すら悲しんだ武士の名。
- 忠度（ただのり） – 歌人としても知られる平家武将。
- 春景（はるかげ） – 春の情景。
- 忠盛（ただもり） – 平忠盛、平家繁栄の祖。
- 時平（ときひら） – 菅原道真と対峙した学者・政治家。
- 兼家（かねいえ） – 藤原氏の有力者名。
- 季継（すえつぐ） – 季節を継ぐ者。大鏡に登場。
- 頼政（よりまさ） – 鵺退治で知られる武将。
- 定家（さだいえ） – 藤原定家。和歌の巨匠。
- 行成（ゆきなり） – 漢詩文と政治に優れた文人。
- 明衡（あきひら） – 『本朝文粋』の著者。
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