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【書道】書き初めに使える言葉 165選|吉語・目標・古典などおすすめの言葉集

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【書道】書き初めに使える言葉|吉語・目標・古典などおすすめの言葉集 言葉
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7. 自然・美を感じる言葉

季節の美しさや自然の恵みを表す言葉を集めました。
「花」「海」「光」「風」「桜花爛漫」など、日本語ならではの豊かな情景表現です。書き初めとしても筆の動きに表情が出やすく、書の美しさを引き立てる語句が揃っています。

 

  1. 花(はな)
    春に咲く花を象徴とし、美しさや生命の輝きを表す。
    → 一字書としても映え、「人生を彩る」という意味を込めて書かれることが多い。
  2. 風光明媚(ふうこうめいび)
    自然の景色が美しく、心を癒やすこと。
    → 四季折々の日本の風景を感じさせる優雅な四字熟語。
  3. 桜花爛漫(おうからんまん)
    満開の桜が咲き誇るさま。
    → 春の喜びと日本文化の象徴として、華やかな印象を与える語。
  4. 山紫水明(さんしすいめい)
    山は紫に、水は澄んで清らかな自然の美しさを表す。
    → 書くと格調高く、自然への敬意と感謝の気持ちを伝えられる。
  5. 清風明月(せいふうめいげつ)
    澄んだ風と月の光。自然の静寂と美を感じさせる表現。
    → 禅語としても知られ、心を整える書き初めに最適。
  6. 波静風穏(はせいふうおん)
    波も風も穏やかな、平和な情景を表す。
    → 落ち着きや安らぎを求める年始のテーマにぴったり。
  7. 青嵐(せいらん)
    初夏に吹くさわやかな風。
    → 若々しさや清涼感を感じさせ、涼やかな印象の言葉。
  8. 秋月(しゅうげつ)
    秋の澄んだ夜空に輝く月。
    → 静けさと情緒を象徴する語で、筆で書くと奥ゆかしさが出る。
  9. 雪月花(せつげつか)
    雪・月・花という自然の美を総称する言葉。
    → 日本の美意識を代表する古典的な語で、書き初めの題材としても格調が高い。
  10. 清流(せいりゅう)
    澄んだ流れ。清らかさを象徴する語。
  11. 朝日(あさひ)
    新しい始まりと希望の象徴。
  12. 静寂(せいじゃく)
    しんとした静けさ。禅語にも通じる。
  13. 花鳥風月(かちょうふうげつ)
    自然の美を愛でる日本的感性。
  14. 松竹梅(しょうちくばい)
    めでたい三つの象徴。縁起語としても定番。

 

8. 古典・故事成語・論語の言葉

教養と歴史を感じさせる、古典由来の表現を厳選しました。
「温故知新」「知足安分」「仁者無敵」「修己治人」など、『論語』や中国の故事に由来する言葉です。単に美しいだけでなく、道徳的・哲学的な意味を持ち、書き初めに選ぶことで深みのある印象を与えます。学問や文化を大切にする人におすすめです。

 

  1. 温故知新(おんこちしん)
    古きをたずねて新しきを知る。『論語』由来。
    → 過去の経験や歴史から学びを得たい年の書き初めにふさわしい。
  2. 仁者無敵(じんしゃむてき)
    仁のある人には敵がいない。『孟子』より。
    → 人徳を大切にすることの強さを示す格言で、リーダーシップを象徴する語。
  3. 修己治人(しゅうきちじん)
    まず自分を修め、それから人を治める。『論語』由来。
    → 自己鍛錬と他者への思いやりを兼ね備えた理想の生き方を示す。
  4. 積善之家(せきぜんのいえ)
    「積善之家必有餘慶」善を積む家には必ず幸福が訪れる。『易経』より。
    → 善行の大切さを説く語で、家庭の幸せを願う書き初めにも最適。
  5. 学而不厭(がくじふえん)
    学んで飽きることがない。『論語』冒頭の章句。
    → 生涯学習や自己研鑽を誓う年にぴったりの言葉。
  6. 天行健(てんこうけん)
    天は自ら動いてやまない。人もまた努力を惜しむな。『易経』より。
    → 努力と独立の精神を象徴する格調高い語。
  7. 自助努力(じじょどりょく)
    自ら助け、自らを磨くこと。
    → 『天は自ら助くる者を助く』の思想に通じる実践的な言葉。
  8. 臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
    苦難に耐えて目的を達成すること。『史記』由来。
    → 忍耐と努力を象徴する故事成語で、受験生や挑戦者に人気。
  9. 塞翁が馬(さいおうがうま)
    人生の幸不幸は予測できないというたとえ。『淮南子』より。
    → 運命を受け入れ、前向きに生きる姿勢を表す語。
  10. 四海同仁(しかいどうじん)
    世界中の人が互いに思いやること。『書経』より。
    → 平和と博愛を願う書き初めにぴったり。
  11. 知行合一(ちこうごういつ)
    知識と行動を一致させること。『王陽明の思想』より。
    → 学びを実践につなげたい人の誓いの言葉として現代でも人気。
  12. 青雲之志(せいうんのこころざし)
    高い志を抱き、大望を目指すこと。『後漢書』より。
    → 若者の夢や野心を象徴する言葉で、勢いのある筆致に合う。
  13. 捲土重来(けんどちょうらい)
    一度敗れても再び立ち上がること。『唐詩選』由来。
    → 再挑戦の象徴として、挫折を経た人の励ましになる語。
  14. 和敬清寂(わけいせいじゃく)
    和を以て貴しと為す精神。『茶道の心得』より。
    → 内面的な静けさと人との調和を表す、日本文化にも通じる言葉。
  15. 剛毅木訥(ごうきぼくとつ)
    意志が強く、飾り気がなく誠実であること。『論語』より。
    → 男性にも女性にも人気の高い徳目の一つ。
  16. 忠恕(ちゅうじょ)
    まごころと他人への思いやり。『論語』に繰り返し登場する語。
    → 人との関係を円滑にし、誠実に生きる姿勢を象徴する。
  17. 学無止境(がくむしきょう)
    学びには終わりがない。
    → 生涯を通して学び続ける精神を表す実在の四字熟語。
  18. 敬天愛人(けいてんあいじん)
    天を敬い、人を愛すること。西郷隆盛の座右の銘としても有名。
    → 人間としての謙虚さと愛を兼ね備えた普遍的な教え。
  19. 天道酬勤(てんどうしゅうきん)
    天は勤勉な者を必ず報いる。
    → 努力の尊さを説く語で、受験や仕事始めに人気。
  20. 明鏡止水(めいきょうしすい)
    心が静かで澄み切っていること。禅語。
  21. 至誠通天(しせいつうてん)
    まごころは天に通じる。『中庸』より。
  22. 徳不孤(とくはこならず)
    「徳不孤 必有隣」 徳のある者は孤立しない。『論語』より。
  23. 大器晩成(たいきばんせい)
    大人物は遅れて完成する。『老子』より。
  24. 知足安分(ちそくあんぶん)
    分をわきまえ、足るを知る。『老子』より。
  25. 風林火山(ふうりんかざん)
    戦国武将・孫子由来。「疾きこと風の如く」の名句。

 

9. 一字で心を表す言葉

一文字に強い思いを込めた「一字書き」にも適した漢字を紹介します。
「夢」「心」「翔」「志」「絆」「誠」など、書道では人気の高い定番の漢字です。一字でも十分に意味が伝わり、書く人の個性や信念が際立ちます。自分のテーマを一文字で表したい方に最適です。

 

  1. 夢(ゆめ)
    将来の希望や目標。心に描く理想。
    → 「今年は夢を形にしたい」という願いを込めて、多くの人が選ぶ定番の一字。
  2. 志(こころざし)
    目標や理想を持ち続ける心。
    → 努力・挑戦・信念を象徴する力強い一字で、書き初めでも非常に人気が高い。
  3. 翔(しょう)
    大きく羽ばたくこと。飛ぶ・自由に舞うという意。
    → 新しい挑戦や成長を願う年にふさわしい、華やかで希望に満ちた字。
  4. 誠(まこと)
    偽りのない心。まごころ。
    → 『論語』や古典でも重視される徳の一つで、「正直」「信頼」を象徴する。
  5. 和(わ)
    人と人が調和し、心を通わせること。
    → 「和を以て貴しと為す」の精神に通じ、穏やかで品のある印象を与える。
  6. 愛(あい)
    人を思いやり、優しく包み込む心。
    → 家族・友人・社会への「愛」を表す言葉として、書くと温かみを感じさせる。
  7. 光(ひかり)
    希望・未来・導きを象徴する光明の意。
    → 一年を明るく照らす「希望の象徴」として、多くの書き初めに選ばれる。
  8. 心(こころ)
    感情・思考・精神の中心。
    → すべての行動の原点を表す普遍的な字。書く人の内面を最もよく映し出す。
  9. 善(ぜん)
    よい行い、思いやりの心。
  10. 福(ふく)
    幸運・豊かさを呼ぶ縁起字。
  11. 静(せい)
    穏やかで落ち着いた心を表す。

 

参考・出典:
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
今日は何の日~毎日が記念日~ (https://www.nnh.to/)
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