⑦ 希望・期待をあらわす言葉
未来に向けた前向きな感情を示す言葉です。「望む」「期待」「夢見る」といった一般的なものから、「憧憬」「希求」のような文学的表現まで幅広く扱います。古語では「たのむ」「頼もし」など、今では意味が変化した言葉も紹介します。
- 希望(きぼう)― 将来に望みを抱くこと。
- 望み(のぞみ)― 実現を願う気持ち。
- 願い(ねがい)― 心に強く求める思い。
- 願望(がんぼう)― 強く願い望むこと。
- 夢(ゆめ)― 実現したい将来の理想。
- 志(こころざし)― 高い目標や願い。
- 志望(しぼう)― 実現を望む対象や進路。
- 憧れ(あこがれ)― 心が引かれる思い。
- 憧憬(しょうけい)― あこがれを抱き慕う心。
- 希求(ききゅう)― 強く求め望むこと。
- 期待(きたい)― 良い結果を待ち望むこと。
- 野望(やぼう)― 大きな望みや計画。
- 願望成就(がんぼうじょうじゅ)― 願いが叶うこと。
- 祈り(いのり)― 成就を祈願すること。
- 待望(たいぼう)― 心待ちにすること。
- 切望(せつぼう)― 強く望むこと。
- 望外(ぼうがい)― 期待以上に叶うこと。
- たのむ(古語)― 将来に期待を寄せること。
- 頼もし(古語)― 将来が楽しみで心強いこと。
- 待ち望む(まちのぞむ)― 来ることを強く期待する。
⑧ 恥じらい・謙遜をあらわす言葉
自分を抑えたり、控えめな気持ちを示したりする表現です。「恥ずかしい」「照れる」「遠慮」など日常的に使う語のほか、「慎み」「謙虚」といった美徳に関わる言葉、さらに古語の「はづかし」「つつまし」なども加えます。
- 恥ずかしい(はずかしい)― 人前で体裁が悪いと感じる。
- 照れる(てれる)― 恥ずかしくて落ち着かない。
- 面映ゆい(おもはゆい)― 恥ずかしくて気恥ずかしい。
- 羞恥(しゅうち)― 恥じらう気持ち。
- 赤面(せきめん)― 恥ずかしさで顔を赤らめること。
- 謙遜(けんそん)― 自分を控えめにすること。
- 謙虚(けんきょ)― 控えめで素直な態度。
- 慎み(つつしみ)― 控えめで礼儀正しい態度。
- 遠慮(えんりょ)― 控えめにして相手に譲ること。
- 辞退(じたい)― 控えめに申し出を断ること。
- 慎重(しんちょう)― 注意深く振る舞うこと。
- 謙譲(けんじょう)― 自分を低くして相手を立てること。
- 控えめ(ひかえめ)― 自分を強く出さないさま。
- はにかむ ― 恥ずかしそうに笑う。
- つつまし(古語)― 控えめで礼儀正しい。
- はづかし(古語)― 恥ずかしい、相手が立派すぎて気後れする。
- 面目ない(めんぼくない)― 恥ずかしくて顔向けできない。
- 不躾(ぶしつけ)― 遠慮がなく礼を欠くこと(反対概念として用いられる)。
- 謝罪(しゃざい)― 自分の非を認めて頭を下げること。
- 自重(じちょう)― 慎んで軽率にふるまわないこと。
コメント